「いままでは(登板当日に)いろんなことをやり過ぎて時間に追われていたので、準備の段階で、時間に余裕をもって過ごそうと。球場まで自分で運転して来るようになりましたし、入りの時間も少しだけ早めました」
実は、その車中から戦いのスイッチは入っていた。今永が明かす。
「相手チームの応援歌、チャンステーマってあるじゃないですか。それを車で流しながら来るんです」
あえて敵を鼓舞する歌声に身を浸す。もちろん、たしかな意図があってのことだ。
「去年、球場の雰囲気に飲まれてしまったことが何試合かあったので、免疫をつくっておくというか。ぼくがピンチの時に流れるのは相手のチャンステーマ。それを車で流しておくと、試合で聞いても飲まれない」
http://sp.baystars.co.jp/column/forreal/170410_01.html